言いたくはないが敢えて苦言。安倍内閣は予備費 を何に使ったのか

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隙あらば身内優遇に走ろうとする現政権が、今後組まれる新型コロナ対策の特別な予算をどう使うのか、厳しい目を向ける必要がある

今、政権を批判することについて

筆者は安倍政権を全面的に否定するものではありません。安倍首相の政策の中には、優れたものもある思います。

金融業界の反発を抑えて低金利政策を実行し、表面的であれ景気を良くしたたこと(アメリカのトランプ大統領は金融業界の反発をなかなか抑えることができなかった)財務省の反発を抑えて消費税の増税を二度延期したこと財界に賃上げを働きかけたことアメリカ、中国の対立の中で両国とそれなりに良い関係を築いていること

等々のことは、昨今の首相がなかなかできなかったことであり、安倍首相の功績だと思われます。が、かといって彼のやることすべてが肯定されるものではありません。

政治の基本は、税をどう取りどう使うかであり、政権が「身内ばかりを優遇する」ような国は、必ず衰退するという世界史のセオリーもあります。が、今のような税金の使い方をしていれば日本は衰退を免れません。

今後、新型コロナ対策費として、特別な予算が組まれ莫大な税金が使われることになります。その使い道に対して、我々は厳しく目を光らせておかなければなりません。

image by: 首相官邸Facebook

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