獣医学の権威提言 再陽性の原因はコロナ特有の持続感染か

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獣医学の権威提言 再陽性の原因はコロナ特有の持続感染か|日刊ゲンダイDIGITAL  政府の新型コロナウイルス感染症対策の専門家会議には獣医学の視点がもっと必要――。鳥インフルエンザ研究の世界的権威...

新型コロナウイルスに関していま一番問題なのは、一度感染した後、PCR検査で陰性になった人が再び陽性になる事例が何例か出ていることです。なぜ再発したのかの議論はほとんど行われていません。政府の専門家会議にはコロナウイルスを扱ったことのある人がいないので、分からないのだろうなとみています。

コロナウイルス感染症がインフルエンザウイルス感染症と大きく違うのは、感染が長引くことです。インフルエンザは他の多くのウイルス同様、一度感染して抗体ができれば、それで終わり。しかしコロナは「持続感染」が起きやすいのです。

鶏のコロナウイルスでは、ひよこの段階で感染した鶏が成長して卵を産むまでウイルスを持ち続けていた

呼吸器だけでなく消化器でも感染を起こす

消化器や泌尿器など複数の臓器でウイルスが増殖すると考えるべき

下痢の症状がある人が出ていますよね。トイレなど呼吸器以外の感染経路もあると考える必要がある

今後、新型コロナでどういう変異が起こり得るのか、既に動物のコロナの変異の例があるので調べておいた方がいい。

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