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愛知県豊橋市の医療機関を受診した患者が「狂犬病」に感染していたことが
わかりました。豊橋市によりますと患者は18日、腹痛や嘔吐の症状などを訴え、市内の医療機関を受診しました。
22日に遺伝子検査の結果、狂犬病ウイルス陽性が判明しました。
患者は2月にフィリピンから就労のため来日していて、去年9月にフィリピン国内で、犬に左足首をかまれたということです。フィリピン国内で感染したとみられています。
狂犬病は1957年以降、日本国内で感染した患者はおらず、2006年にフィリピンから帰国した人が発症したケースが確認されています。
狂犬病とはどんな病気なのか、公立陶生病院 感染症内科の武藤義和医師に聞きました。
「狂犬病は日本では60年以上前に国内の患者さんが最後に全く出なくなった病気なのですけれど、“狂犬”と言いますが実際には哺乳類全部にかかる病気です」
「発症した患者さんが99.9%以上が亡くなると言われています。狂犬病に発症している動物にかまれたり、引っかかれたりすることによって感染が起こると言われています」
「特に日本では狂犬病がない国だからこそ、皆さん海外でも野生の動物を見たら、つい触りたくなってしまいます。動物にかまれた際は、必ず病院を受診するよう気を付けていただきたいと思います」(武藤医師)
気の毒ですが、回復は無いと思います。東南アジアの国に赴任する前に狂犬病ワクチンを2回接種しました。不幸なことに現地で犬に噛まれてしまい、狂犬病の犬かどうかはわかりませんでしたが、シンガポールまで行ってブーストで更に接種しました。そこまでやらなくてもと思った部分はありましたが、おかげで数年経った今も生きています。それくらい危機感を待たないとヤバイです。
狂犬病、人から人には通常感染しません 国内での確認は14年ぶり
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200522-00000014-jct-soci.view-000