今日のテーマは「新元号と消費税アップとWindows7のサポート終了」の中の「新元号」です。
最近、パソコンの仕事の訪問先で必ず伝えているのが、パソコン業界の3点セットの話です。
3点とは、
- 新元号
- 消費税アップ
- Windows7のサポート終了
です。
パソコン業界で、なぜこれらが問題になるのでしょうか?
今回は「新元号」についてです。
身近なところでは、エクセルのセルに「11/17」と入力すると、エクセルはパソコン内部の時計と照合して、セルの書式設定で設定した内容で表示されます。
「標準」では、自動的にパソコンの日付が入りますが、「日付」を和暦表示にすると「平成」「H」の文字列が自動表示されます。
つまり、エクセルの中には、当然ですが「新元号」がありません。
ですから、エクセルで新元号を自動的に表示できるようにしたい場合は、「新元号」に対応したエクセルが必要になるわけです。
対応策としては、
- アップデート
- 新元号に対応した新しいエクセルの購入
もし、現状のエクセルまま使い続けるのであれば、
- 元号を使っている箇所を、以後は西暦一本でいく
ということになります。
今までのマイクロソフト社のやり方からすると、とりあえず現行のエクセルでもアップデートで対応できるようにしつつ、新元号に対応した新しいエクセルを購入してもらう、という方向でいくような気がします。
エクセル以外でも、仕事で大問題は、見積書や請求書などの日付を「西暦」ではなく、「和暦」にしている場合です。
ちなみに、先日、ある会社で新たに設立した子会社の見積書と請求書のシステムは、親会社の「和暦」に替えて「西暦」にして納品しました。
こうしておけば、新元号になっても、日付の部分で悩まされるがなくなりますからね。
新元号が発表されると、元号に、「新元号」の名前と「ローマ字読みの頭文字」が必要になります。
新元号の候補から
「明治」→「M」→「ま行」
「大正」→「T」→「た行」
「昭和」→「S」→「さ行」
「平成」→「H」→「は行」
新元号は何になるでしょう?
私は、ローマ字の頭文字は「K」になるある二文字の漢字のヨミは「こ●●ん」を予想しています。
「平成」の元号は、来年、2019年5月1日に切り替わる、ということです。
発表は、1カ月前に想定されていますので、「平成→新元号」または「平成→西暦」という切り換えの準備を今からしておいた方がいいですね。