(CNN) 自転車のロードレース「クリテリウム・デュ・ドーフィネ」の第2ステージがフランス南西部ポルト峠でこのほど実施された際、悪天候に襲われて大きなひょうが走行中の選手を直撃し、背中などにミミズ腫れが出来る被害
が出た。参加していたチームはツイッター上で多くの選手が冷たいひょうに激しく襲われ、避難場所を求める大混乱の状態になったと報告した。
ひょうはミニピンポンゲームに使うボールほどの大きさで、先頭集団が第2ステージのゴールに到着した直後に降り注ぎ始めていた。
ベルギー人の選手は背中全体に赤いミミズ腫れが生じた写真をインスタグラム上に掲載した。ミミズ腫れの赤みが薄らいでいく写真もその後に公開した。
別の選手はひょうは非常に大きく、異常な事態だったと振り返った。「今回のようなひょうが起きる天候なら普通は家内にいるだろうが、我々はまだ走っていた」とし、上り坂のコースのてっぺんまではまだ2キロ程度あったと説明。逃げ場もなしに路肩にいた観客も大変だったろうと同情もした。
ひょうに見舞われた際、ゴール地点から500メートル離れた場所にあったテントに逃げ込む選手もいた。また、観客が提供した空気注入式ゴムボートに隠れ、難を逃れた選手もいたという。
数年前に、東京でもピンポン玉位のヒョウが突然降って、びっくりしたことがありました。
たまたま、訪問先の1階の窓際に立っていたのですが、いきなり、すごい音がして、窓の外に大きな氷の固まりが、落ちてきた、という感じで、後ずさりしてし
まいました。
近くの駐車場の車のボンネットには、そのときの跡がまだ残っていますし、プロラチックの屋根に無数に穴があいた跡が、今でも見ることがあります。
頭に当たったら、もしかして、死んでしまうのでは、と思ったほどでしたが、今回の記事を読んで、改めて、怖いと思いました。
頭を手でガードしながら、すぐに隠れないとだめですね。