今日のテーマは「大谷翔平選手」と「時間」です。
24時間365日という、すべての選手に平等である「時間」。
この「時間」というキーワードは、とても重要ですよね。
「すべての選手に平等」→「お金持ちも貧しい人もすべての人に平等」なのが「時間」です。
ただ、一見平等のように見えても、実は、その時々の状況、環境や工夫次第で、人それぞれ違ったものになるというのが「時間」の不思議です。
「時間を征するものが、人生を幸せにする」by 私
今回のヤフーニュースは、大谷選手の活躍や人気が運やまぐれではない、ということがよくわかる内容ですね。
「社食に行きましょう」
黒木氏の口から大谷選手の時間の使い方の話題が出たとき、こんなエピソードを思い出しました。それは今から3年前の生放送終わりのこと。
「社食に行きましょう」
この年の2015年、オールスターの初戦に先発登板したその日の夜、番組に生出演してくれました。番組終了後、出演してくれた御礼に軽く食事に行きましょうと、番組スタッフがお店を予約しようとしたところ、彼はこう答えました。
「お店は予約していただかなくて大丈夫ですよ。僕はフジテレビの社食に行きたいです。社食に行きましょう!」
その10分後、大谷選手は夜深い時間のお台場フジテレビの社食で、社員に混じりながら美味しそうに牛丼を頬張っていました。
.「時間がもったいないので」
食事が終わり、社屋を出る時に「大谷君、社食で大丈夫でしたか?」と聞くと、彼は、「田中さん、大丈夫ですよ。会社の社食に興味がありましたし、お店へ向かう移動時間のことを考えると社食で十分ですよ。時間がもったいないので」と笑顔で答えました。
彼が何気なく話した「時間がもったいない」というフレーズが、今でも僕の脳裏に焼き付いています。
二刀流を実現できた裏側には、彼の時間に対するこだわりがあったのです。「ナイターで18時にマウンドに上がる時にはすでに、翌日のタイムスケジュールがすべて頭の中に入っている」と言われているのもよくわかる気がしました。
冒頭の黒木氏の表現を聞いた時、大谷選手は緻密で妥協のないタイムマネジメント能力によって「大谷翔平」を作り上げていると確信しました。
日本に帰国し、会見で「肘の手術をして良かった」と答えた大谷選手。この言葉を聞いて、自らを作り上げてきた巧みなタイムマネジメント能力によって、すでに投手復帰のタイムスケジュールはできていると感じました。
それから、今回のニュースの中のこの内容にとても考えさせられました。
日本に帰国し、会見で「肘の手術をして良かった」と答えた大谷選手。
スポーツ選手は、とにかく怪我には注意。健康が命。怪我をしたら全てが終わる・・・。
そんなふうに考えていましたが、大谷選手は怪我さえも味方に付けてしまうのか・・・。
素晴らしいですね。
ただ、やっばり健康にだけはくれぐれも注意して、来年度も活躍をして欲しいと楽しみにしています。