娘が中学2年のときに、PTAの仕事を引き受けて、何度か夕方過ぎの会合が学校で開かれました。
父親は、私一人で、残る15人位の方は母親、女性でした。
正直、女性ばかりの打ち合わせ、というか会議は、憂鬱で出席するのが正直嫌でした。
ところが、蓋をあけてみたらびっくり。
お母さん方は、夕食の準備があるので、19時までに終わらせましょう、とそのテキバキとした動きに感動すら覚えました。
会社の会議などだと、では、この書類をコピーをとってきて配布しますね、となるところ、一人のお母さんが、スマホで書類をパシャリ、LINEで、送りましたよぉ、で終わり。
昨年と同じような議事進行の行事については、昨年の委員が残してくれた引き継ぎノートをもとに、それをコピーした紙に今年変更になった点などを追加、修正して、またまた、それをスマホでパシャリ、LINEで送付。
そしてその紙をハサミで切ってノートに貼り付けて記録は終わり。
会話も、必要最低限の内容で、出てくる会話は、昨年の反省をふまえた建設的な内容や、アイデアばかり。
男性社会の組織の会議には、私も参加する機会がありますが、こんなにスムースに的確に議事進行する会議には、出会ったことがありませんでした。
時間内に終わるのか、女性ばかりで大丈夫なのか、という心配は不要でした(本当に失礼な話しでゴメンナサイ)。
19時前には、当日予定していた内容は全て決まり、次回の日程を決めて、予定より早く解散。
私はといえば、ガラケーしかもっていないパソコンもできないおじさん、と思われていて、あっけにとられている私に、帰り際に、叱るのではなく、LINEやってなくても大丈夫よ。書類なくても、私たちがやっておくから。
行事の当日の力仕事、よろしく〜!
なんとも、優しく心遣いのあるお母様がたでした。
皆さん、本当にスマホやLINEを生活の中で使いこなしている。
一種のカルチャーショックでしたが、新鮮な体験でした。
ですから、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」ということは、確かにそういうこともあるかもしれないけど、必ずしもそうではない、ということを実感しています。
ただ、もし、そのPTAのメンバーの中に蓮舫さんのような女性がいたとしたら、私は、私も森さんと同じような発言を繰り返していて、その会合には、次回から欠席していたと思います。
今回、森さんの会話は、蓮舫さん=女性を念頭においてしまった発言だとすると、納得できます。
そう考えると、こういう森さんのような発言を引き出したのは、まさに、蓮舫さんという女性がいるからなので、今回は、マスコミや野党からすると、蓮舫さん、お手柄でしたね。