だからと言って、8割おじさん、と揶揄される西浦教授のおっしゃることは、本当にその通りだと思っています。
今回の記事は、それとは別角度で、そうかもしれない、そうだよなぁ、と思いま
した。
私は、緊急事態宣言でも通勤電車に乗り診療を続けました。患者さんもがん
ばってクリニックを受診されました。採血、検尿、心電図、画像などの外来検査
で大病が発見できた方がたくさんいらっしゃいました。胆石による閉塞性胆管炎、虫垂炎、尿管結石の方もいました。心臓にステントを入れたり、大動脈や膵臓、婦人科の手術をされた方もいました。緊急を要する脳の病気がMRIで判明した方もいらっしゃいます。リモート診療では行えない判断でした。
コロナで混乱・遅延する外来をかき分け、総合病院の先生方と協力して加療しました。感謝される患者さんの電話をひきつぐスタッフも皆、クリニックを開け続けたことを誇らしく思ってくれています。医療現場では、感染症の一部にすぎないコロナ以外の病気対応の方がはるかに多かったのです。
コロナはもちろん怖いのですが、それ以上に、コロナ以外の病気のときの治療を心配していましたが、幸い、私自身も、家族も身内も、いつもと同じように親身の手当、治療をしてもらいました。
この1年、スーパーなどで、困った商品は、マスクと一部の商品のみで、食料品などで不便を感じたことはありませんでした。
働いている方や関係者の皆さんには、日常の生活をさせていただき本当に感謝していますが、これって、すごいことだと思います。
そう考えると、政府に対しても、実は、文句ばかりではなく、プラス面にもっと目を向けるべきではないか、と思います。
その大きな役割をになっているのはマスコミですよね。
偏った情報ではなく、正しい、バランスのとれた情報をお願いしたいですね。
何が本当は正しいのか、なんてわかりませんが、少なくても、今回の記事は、本当に参考になりました。