小学校から男子小小便器がなくなると言う事について、最初は馬鹿な話だと思いました。
私は、今の段階では、それはしなくていいと思っていますが、難しい問題だと考えたのは。中国でのトイレ事情のことを聞いたことがあるからです。
日本では、まだ汲み取り式のトイレ等が残っていると思いますが、少なくても個室にはなっていると思います。
ところが、中国では、トイレには敷居がなく前、後ろに座っている人がいてお互いに見える状態だと言うことを聞いたことがあります。
さすがに中国の都市部で水洗トイレが完備されている場所では。このような事はないと思いますが、田舎に行くと。まだそのような状況だと言うようなことも聞いたことがあります。
最近この手の記事で、中国で用を足している人同士が笑いながら会話をしているんだと言うようなことも読みました。
おそらく、これが事実なら。ほとんどの人の感覚では、それはとんでもないことでありえないと考う思います。
それと同じように、時代が変わり、実は今の当たり前に思っている男子小小便器で隣同士で用を足すと言うことが、中国でのトイレ事業と同じように。とんでもないことなんだと思う時代が来るかもしれない。そんなことをふと思いました。
「和式便器の使い方を知らず、金かくしを背にして座るような子もいる。都市部の新設校や古い学校の改装では、男子用の小便器を廃止しすべて個室化するケースが多い。“大便をしている”とからかわれ、いじめにつながるのを防ぐのと、プライバシーの尊重が理由です」(教育評論家・石川幸夫氏)
そもそも小学校で何を学ぶのか?と言う「そもそも論」になってしまいますが、何が何でもプライバシーあるいはセキュリティーと言うことが錦の御旗になって、他の有効な対策を考えないで済ましてしまう事が一番の問題だと思っています。