今日の気になるニュース>病気が心配ならお医者さんに食い下がるべし

今日の気になるニュースは、ヤフーニュースから「元ボクシング世界王者「竹原慎二」ガン治療に600万円」の記事です。

竹原さんが、膀胱ガンと闘っていることを知らなかったで、びっくりしました。

 医師からは「1年前に見つかっていれば、膀胱の全摘は免れた」とも言われた。 ガンを1年間も放置され、5年生存率は25%に下がった。当時は夫婦で泣くことが多かったという。

「最初の医者が、やるべき検査をおこなっていなかったんです。悔やまれますね」

この気持ちは、痛いほどよくわかりますが、ただ、この点は患者側にも注意が必要だと思います。

実は、私も8年前に聴神経腫瘍という頭の中に3センチ近くの腫瘍が見つかりました。

見つかったきっかけは、左耳で携帯電話の音が小さくなって、突発性の難聴と気づいたときでした。

私は、「突発性の難聴」で検索をして調べたときに、「腫瘍が原因のことがある」との一文を読んで、何の根拠もなく、とっさに自分は、「腫瘍が原因だ」、と思いました。

そして、近くの耳鼻咽喉科に受診して、そこから大学病院の耳鼻咽喉科に紹介状を書いてもらって、大学病院で受診をしました。

最初の2週間は、薬による治療をしましたが、全く効果がなかったので、私は、「聴神経腫瘍かもしれないので、MRIの検査をして欲しい」とお願いしました。

ところが、お医者さんは、「聴神経腫瘍の可能性は、何万分の1なんだから、そんなことはあるわけはない。ですから、MRIの検査はできません(しません)」と断言しました。

その先生は、中堅の年代の先生でしたが、何万分の1の確率ということで、もしかして、過去に1例もなかったのかもしれません。

しかし、私が、しつこいくらいに、「どうしてもMRIをお願いします」、と食い下がったので、ついに根負けして、「聴神経腫瘍がないことを確認するためのMRI検査をしますが、造影剤はなしで行います」とのことでした。

それに対して、なおも私は、「造影剤もお願いします」とお願いしたら、露骨にいやな顔をして、渋々造影剤でのMRIの依頼書(?)を出してくれました。

さて、数日後にMRIの専門の施設での撮影が終わって少ししたら、大学病院の担当のお医者さんから電話がきました。

「あのぉ・・・腫瘍が見つかりました・・・」

私は、信頼できる聴神経腫瘍の手術をしてくれる先生をインターネットで調べて見つけました。

そして、無事、10時間以上もかかった手術は無事成功して、現在にいたっています。

何をいいたいのか?

それは、病気は、人任せ、お医者さん任せにしてはいけない、ということです。

少しでも気になることがあるなら、他人(医者も含めて)が何と言おうと、自分が納得するまで調べること、確認すること、検査することだと思います。

ちなみに、この1カ月間、胃の調子が悪くて気になっていたので、久しぶりに2週間前に胃カメラで検査をしてきました。

今まで10回位、胃カメラで異常が見つかったことがなかったのに、今回に限って、私が見ても異常とわかるような映像が写っていました。

先生曰く「この事例は、生命保険に入っていれば、支給される事例だから」という説明でした。

病理検査の結果が出るまでの2週間の長かったこと・・・・。

その検査結果を聞きに行ったら「胃癌ではなく、良性の胃潰瘍(?)なので大丈夫です」とのこと。

体の力が抜けましたが、それでも、万が一に備えて検査をしてよかった、と思いました。

病気は、まずは、自分がすべきことをする、できることをする、自分の命を守れるのは、自分なんだ、ということをしっかり頭に叩き込んでおいた方がいいと思います。

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