イベント現場で感じた技術の進化と便利さ

目次

三脚とスマホ:時代の変化を実感

今日、あるイベントの撮影隊として参加してきました。私は昔ながらの三脚を立てたビデオカメラで撮影しましたが、周囲を見渡すと多くの人がiPhoneやスマホを片手に、手軽に動画撮影をしていることに驚きました。これまでの常識だった「三脚を立てる本格的な撮影」は、もはや一部の人のスタイルになってしまっていますね。

特にiPhone 15の手ぶれ防止機能の素晴らしさには感心しました。一緒に撮影していた男の子のママさんが手持ちで撮影した動画は、揺れがなく鮮明で、まるでプロの作品のようでした。かつては「スマホで撮影なんて本格的じゃない」と思っていましたが、ハリウッドでもiPhoneが使われているという話を聞くと、そのイメージも変わってきます。


デジタル時代の進化を象徴するエピソード

このような技術の進化を、かつて聞いた野球ナイター撮影のエピソードと重ね合わせて考えました。昔、野球のナイターが長引くと、翌朝の新聞に間に合わせるためにカメラマンは撮影を途中で切り上げ、本社へ戻らなければなりませんでした。

しかし、通信技術が進化し、カメラから直接デジタルデータをインターネットで送信できるようになりました。その結果、ナイターの最後の決定的瞬間を翌朝の新聞に掲載できるようになったのです。当時は、これはプロフェッショナルのための特別な技術だと思っていましたが、今ではスマホを持っていれば誰でも当たり前に体験できる時代になっています。

スマホ撮影と配信のスピード感

イベント中、隣でスマホ撮影をしていた知り合いが「ポケットWi-Fiを持っているか」と尋ねてきました。その場で撮影した動画をLINEグループにすぐ送りたいとのこと。私はポケットWi-Fiを持っていませんでしたが、自分のスマホのテザリング機能を教え、無事に動画を送信できるようにサポートしました。

一方で、私は帰宅後に編集してからLINEに送信する予定でした。そのスピード感の違いには驚かされました。通信技術が進化したおかげで、かつては夢のようだった「その場で撮影し、即座に共有」が、今では日常的な出来事になっているのです。

動画容量と編集スキルの重要性


ただし、手軽に撮影できる反面、動画の容量が非常に大きいという課題もあります。LINEで送信する際に時間がかかるだけでなく、ホームページにアップロードする場合にも閲覧が重くなることが多いです。

私は、撮影した動画を専用ソフトで圧縮し、見た目の美しさを保ちながら容量を1/10や1/50に減らす作業をしています。このスキルを身につけることで、誰でも快適に動画を楽しめる環境を作れるようになります。また、字幕やメニューを追加してDVDに保存する作業も、編集スキルが求められますが、覚えるととても楽しいものです。


技術の進化と日常の変化

今日の撮影体験を通じて、私はかつて「特別」と思っていた技術が、今では誰にでも手の届くものになったことに感動しました。技術の進化が私たちの日常をどれほど豊かに変えるかを改めて実感しました。

イベントが終わった後、LINEグループでは、すでにいくつかの動画が共有されていました。以前は私の動画だけが頼りでしたが、今では他の人も手軽に動画を共有してくれるおかげで、ミスを恐れずに撮影できるようになりました。


まとめ:撮影体験を通じて得た学び

今日の撮影は体力的に大変でしたが、技術の進化を実感し、撮影と編集スキルの重要性を改めて感じる充実した一日となりました。これからも、新しい技術を取り入れながら、自分なりのスタイルで動画撮影を楽しんでいきたいと思います。

目次