まずは、具体例から。
さきほど、「印刷がどうしてもできないので困っている」という電話がありました。
そこで、いくつかの質問をしました。
- いつから印刷できなくなりましたか?・・・朝はできた
- プリンターの液晶画面に警告は出ていますか?・・でていない
- パソコンのプリンターの中に以前のデータが残っていませんか?・・・残っていない
- 他のパソコンから印刷できますか?・・・できる
- メールは受信できますか?・・・・できる
ここまでの質問でわかるのは、パソコンにもネットワークにも問題はなくて、原因はプリンターだろうということです。
ただ、原因はわからない・・・困った・・・・。
こんなときこそ、パソコンの困った・トラブルを解決する「魔法の合い言葉」の登場です。
電話口の相手に向かって「魔法の合い言葉」を伝えました。
それは「困ったときの再起動」です。
今回の場合は、プリンターなので、「再起動」とは、プリンターの電源の入れ直しです。
電源を切って、30秒ほどして、電源をオンにしてもらいました。
すると、あ~ら不思議、あれほど、うんともすんとも言わなかったプリンターから、印刷物が出てきました。
めでたし、めでたし、です。
なんだ、そんなことか、というなかれです。
私のところに電話する前に、何時間もいろいろ設定などを確認して、仕事にならなかったのが、この「困ったときの再起動」で解決したのですから、これこそ「魔法の合い言葉」だと思いませんか!
今回は、私はいくつかの質問をして、プリンターが原因だということを診断できましたが、まずは、とりあえず、「困ったときの再起動」という魔法の合い言葉を実行してみることです。
7割~8割はこれで解決する、といっても過言ではありません。
どうぞ、お試しあれ
いろいろな場面でこの「魔法の合い言葉」は大活躍しますが、具体例はまた次の機会に。