気になるニュース>木村太郎氏、新型コロナの報 道に苦言「一番やっちゃいけないのは、物があり ますと言いながら空の棚を映すこと」

2020-03-29木村太郎氏、新型コロナの報道に苦言

番組では、世界的に拡大する新型コロナウイルス感染症について特集した。番組では視聴者にアンケートし「緊急事態宣言が出た場合、不安なことは?」との問いで、「物流・買いしめ」が51パーセントになった。

この結果に木村氏は「マスコミの責任がすごく大きいと思う」と指摘。「スーパーマーケット協会が、『あおるのやめてください』って言うぐらい、マスコミは、『不安が巻き起こってます。だけどあります』っていいながら空の棚を映している。これが一番不安をあおるの」と述べた。

さらに「僕は石油ショックの時のトイレットペーパー騒動を追ったんです。一番やっちゃいけないのは、物がありますと言いながら空の棚を映すことが最悪だって分かった。また同じ事やっている」と苦言を呈していた。

私は、この半年、テレビをほとんど見ない生活をしています。

ですから、幸い、テレビと言うマスコミの情報に振り回される事はありません。

また、家族間のLINEは使っていますが、TwitterやFacebookのような無差別に情報が流れこんでくるシステムも使っていません。

さらに新聞も取っていないので、世間の情報は、もっぱらインターネットからのニュースなどの拾い読みが主になっています。

そのかわり、できるだけ多くのサイトや幅広いジャンルから記事を追い求めています。

例えば、ネット通販のウラ情報なども以前から把握していましたので、今回のマスクの品不足なども、客観的に冷静な対応ができています。

また、毎日、介護中の母親の食事の支度をするためにスーパーに買い物をしているので、日々の物流の変化を肌で感じることができます。

肌で感じたな内容は、すぐにインターネットで確認検証するので、パニックにならずに済みます。

こう考えると、改めて思うのが、情報が多すぎると、情報迷子になってしまって、正しい判断ができなくなる、ということです。

情報が多すぎる、という点については、他国のように「情報統制」されるよりはマシだと考える方も多いと思いますが、怖いと思うのは、一見自由に情報が流通しているように見えても「意図的に間違った情報を流す」ことにより、あるいは「間違った情報が氾濫することを利用」して情報操作されることです。

ある意味「情報統制」の場合は、情報が統制されていると言う自覚がありますが、「情報操作」の場合は、その自覚がありませんので、かえって「情報統制」よりも怖いものがあります。

テレビやインターネットニュースでもそうですが、この番組だったら、このコメンテーターだった、この人の言うことだったら信頼して聞いてみよう、という「正しい情報発信元」を自分で知っていないとダメなんだと思います。

そういう意味で、今回のコロナウィルスの情報に関しては、IPS細胞の山中先生の対談、じっくりと見せてもらいました。

逆に消去法で、権威があったり、有名人であったり、人気者でも、この人の言う事は、信用できない、という人がいます。

こういう人については、内容に関しては、一見なるほど、そうだよな、と思うことがあっても、「その人」を信用できるか、というと、そうではないですねぇ。

今回は、「一番やっちゃいけないのは、物がありますと言いながら空の棚を映すこと」、その通りだよなぁ、と感じました。

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