「あのぐらいになったら、キチっとしたものすごい辞め方をしてほしいですね」とし「もう優勝はいいですよ。見事な引き際をしてもらいたい」とコメントしていた。
将来、白鵬という横綱は、こうやって優勝回数を重ねた、という動画特集を組ん
だときに、本当の評価が下される、と思います。
今は、動画などで記録が残って、誰でも、すぐに振り返りができるので、ある意味怖いですよね。
今回も「引退」という言葉で思い出されるのが、横綱・千代の富士関と、プロ野
球のピッチャー江川卓投手の引退会見です。
二人の引退会見は、時間がたった今でも、鮮明に覚えていますが、千代の富士関の引退会見のときに、隣で見守っていたのが、北の富士さん(師匠の九重親方・元横綱北の富士さん)でしたよね。
今回の北の富士さんのセリフは、千代の富士関の引退を念頭のにおいてのものではないか、と思いました。
どうなんでしょう・・・。違いますか・・・。
なお、千代の富士関引退のきっかけとなった貴花田関の取り組みも、テレビで家
族みんなで見ていましたが、思えば、貴乃花関を今でも応援しているのは、この
取り組みがあったからです
貴花田 vs 千代の富士【千代の富士 引退のきっかけとなった一番】
1991年 千代の富士 引退
大横綱千代の富士、涙の引退「体力の限界…」/復刻
大横綱千代の富士、涙の引退「体力の限界…」/復刻 - 大相撲 : 日刊スポーツ
小さな大横綱・千代の富士(35=九重)が、夏場所3日目の貴闘力戦に敗れ引退した。初日のプリンス貴花田戦に続き2敗目となり、21年におよぶ土俵生活に別れを告げた… ...
江川卓引退記者会見
会見5分経過あたりのセリフが、忘れることができない内容です。
いろいろ評価があって当然ですが、私は、生理的にダメでした・・・・。
この引退会見で、のちのち、千代の富士関のよくない噂が出ても、評価が下がるわけではなく、逆に、江川卓氏に対しては、この引退会見後、全く関心がなくなってしまいました。
本当に引き際が大切だと思います。