昨年6月にノジマステラ相模原を退団してウエルバに移籍した田中は「スペインの病院では人工呼吸器が足りず65歳以上の患者が自ら人工呼吸器を外して死を待っている。人工呼吸器も場所も足りないため、医師は患者の誰を助けるか話し合わなければならない」と、治療の優先順位を迫られているスペインの深刻さを伝えた。
そして「現実とは絶対に認めたくないけど実際に起きている。政府も国民も一人残らずこの事実を知っておいてほしいです」と思いをつづった。
スペイン保健省は同日、国内の感染者が11万7710人になったと発表。イタリアを上回り欧州最多となった。死者も1万935人となっている。
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