「出棺を10分早めませんか?」 葬儀業者の温かい心遣いに感動の輪が広がる|まいどなニュース
映画「私をスキーに連れてって」やTVアニメ「宇宙船サジタリウス」などで知られる脚本家で小説家の一色伸幸さん(@nobuyukiisshiki)が今夏、父親の家族葬で経験した出来事...
一色さんは葬儀の日のことをこう振り返る。
「葬儀屋さんがふいに、『出棺を10分早めませんか?』と。『お父様の描いた水彩画を見てると、海の絵が多い。焼き場に行く前に海に行きましょう』父の棺を乗せた車で、材木座海岸をドライブ。忘れられない時間になった。」
「どんな仕事でも、決め手は、愛。」
「葬儀屋さんに思い入れも興味もなかったんだけど、彼の『仕事』を見ていて、俺、葬儀屋になりたいって、ちょっと思った。周りにそういうふうに思わせるのが、本当のプロなんだと思う」
遠回りをして海沿いの道を走り、真幸さんに「今生へのお別れ」をしてもらおう、という葬儀業者の温かな心遣いを紹介した一色さんのこのtweetには、「葬儀屋さんの粋な心配りと観察眼、素晴らしいですね」というリプライのほか、「自分も同じような経験をしたことがあります」といった声が続々と寄せられている。
生まれてからずっと保育器の中で生きて生後半年でなくなった娘の小さなお
葬式の時葬儀屋さんは
火葬場までの道を少し外れて動物園の中を横切る道路を走ってくれました。1度でいいから娘と動物園に行きたかった
20年前の話です