さらに「今回調査の対象となった過去5年間の納税額」を参考までにと開
示。2015年度が54億円、2016年度が68億円、2017年度が34億円、2018年度が62億
円、2019年度が282億円。5年間でちょうど500億円納税したことを強調した。こ
れにはフォロワーから「凄いなぁ」「流石です」「ありがたやー」といった驚き
や感謝する好意的なコメントが相次いだ。
https://www.zakzak.co.jp/eco/news/191030/ecn1910300006-n1.html
2018年3月期の連結決算で純利益約1兆円を計上していたソフトバンクGだが、
「課税対象となる所得がない」として、法人税の支払いを免れていたことが明る
みに出たのは今年6月。2016年に買収した海外子会社の株の一部をグループ内で
譲渡するといったやり方で「欠損金」を生じさせ、1兆円の利益が税務上、相殺
されたのだ。ジャーナリストの伊藤博敏氏が解説する。「グループ内の取引で実態に変化はないが、法人税はゼロになった。このやり方は適法な処理であり、国税庁も欠損金の計上時期の誤りを指摘するだけで、追徴課税を迫ることはできませんでした」