大阪府と京大・山中教授が「連携」発表 新型コロナの治療薬やワクチン開発、検査体制の充実を 目指す

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新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの開発、さらに検査体制を充実させるため、大阪府は、山中伸弥教授が所長を務める京都大学のiPS細胞研究所などと連携協定を結びました。

【京大iPS細胞研究所・山中伸弥教授】
「第2波を何としても食い止めなければ、大阪も日本も経済がもたない。そのために検査体制を落ち着いている間にしっかりする。今回の連携、非常に期待しています」

大阪府庁で開かれた連携協定の式典には、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授、大阪市立大学や京都大学附属病院などの担当者が出席しました。

この協定では、新型コロナウイルスの性質を把握し、治療薬やワクチン開発を共同で行います。

iPS細胞を使って人間の臓器を再現し、コロナウイルスが与える影響などを調べるということです。

また、PCR検査の能力を拡充するため、新しい機器を導入して自動化を図ります。

さらに、大阪市立大学が独自開発を進めている抗体検査などを活用して、第2波・第3波の流行に備えた疫学調査も行うということです。

【京大iPS細胞研究所・山中伸弥教授】
「それぞれの方のiPS細胞で肺や腎臓の組織を作ってウイルスの感染実験を行い、なぜ人によって症状が違うのか、一つの解決法として研究したい」

【大阪府・吉村洋文知事】
「現場と高度な研究機関と一致して検査を拡充して、府民の命を守りたい」

関西テレビ

先生の科学者としての使命感
医者としての使命感 すばらしいです
本当に、人として魂からの志がある方ですよね。
成果があがることを期待します!!!!

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