江戸時代から続く伝統手法 マユの糸取り作業

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滋賀県長浜市では、琴や三味線の弦に使う生糸をマユから巻き取る「糸取り」が始まっています。

熱湯に入れたマユから手作業で糸を紡ぎます。
長浜市木之本町の大音地区で江戸時代から続く「糸取り」です。

全盛期は80もの生産農家がありましたが、合成繊維の普及で年々需要が減り、今では1軒だけが伝統的な手法を守り続けています。
この生糸を使った琴や三味線は独特の優しい音色を奏で、演奏家の間で根強い人気があるということです。

作業は7月中旬まで続き、生糸は地元の和楽器工場へ出荷されます。

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