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最も乱暴な方法では陰唇からクリトリスまで切除され、膣口は縫合して閉じられる。施術は不衛生な環境下で麻酔なしで行われることが多く、嚢胞(のうほう)や感染症が生じることも少なくない。また施術を受けた女性たちは後に性交痛に悩まされたり、出産時に合併症にかかったりすることもある。【翻訳編集】 AFPBB News
女性器切除の禁止法を! イスラム少数派の犠牲者らが政府に訴え 印
【2月6日 AFP】国連(UN)は2月6日を、「女性器切除(FGM、女子割礼)の根絶のための国際デー」と定めている。
2004年以降、世界各地で女性器切除を受けた女性の割合を示した図。(c)AFP
【2月6日 AFP】国連(UN)は2月6日を、「女性器切除(FGM、女子割礼)の根絶のための国際デー」と定めている。これに先立つ5日インドで、イスラム教の少数派ダウーディ・ボーラ(Dawoodi Bohra)が伝統儀式として行っているFGMの犠牲者らでつくる団体が、政府に対しこの慣習を禁止するよう訴えた。
FGMは、女性器の一部または全部を切除するもので、精神的・性的・身体的な合併症が懸念され、性欲減退や感染症、不妊症の他、死を招く恐れもある。
インドでFGMは広く行われている慣習ではなく、現時点でこれを禁止する法律もない。ただダウーディ・ボーラの信者らは女性器を「悪魔の表出」とみなしてその切除を「神のおぼしめし」と信じ、これを「カトナ(Khatna)」と呼んで宗教上の義務と位置付けている。
だめだ、全く想像すらできない痛ましい慣習だ・・・・。
これが、現代にもあることが信じられない。
ただ、世界は広い、価値観は人それぞれ、国それぞれ、地域ごとに違っている、という事実は、知っておくべきですね。