パソコンを長年やっている人間としては、普通の納得のいく内容でした。
政府の情報公開やデジタル化を推進するスラック上のチャンネルには、8000人以上のシビックハッカー(政府が公開したデータを活用してアプリやサービスを開発する市井のプログラマー)が参加しており、コロナ対策に限っても、当時500人以上のシビックハッカーがいました。
日本にも、世界にも同じような優秀で志のある人材がたくさんいます。
では、なぜ、その優秀な人材の志が出てこないのか、実現できないのか。
それは、おそらく、政府、天下り先、大手企業、大手メーカーなどの利権がからんでいるからだと思います。
コロナで問題になったときに、使える、という技術がネット上で見つけて、政府関係者がこれを取り入れれば、すごいな、と思いましたが、その後、具体的な動きはなかったようです。
理由は、とてもいいシステムが、安上がりで、誰でも利用できるものだったから、だと思います。
別の話しになりますが、消費税の税率が変わるときって、パソコン業界にとっては、大きなチャンスと考えるのだと思います。
というのは、どの会社も必需品の見積書、請求書のシステムの税率を新しい税率に対応させないといけないので、多額の費用がとれる仕事が増えるからです。
これに対して、私が製作して提供しているシステムは、税率という項目が一つあって、その数字を替えるだけで、完了するようにしています。
ですから、新しい税率に対応するのは、簡単な作業です。
変更の費用も、誰でも納得のいく金額です。
ところが、大手メーカーや大手企業にお願いしている会社の皆さんは、新しい税率に変更するのに多額の費用を請求されたのではないですか?
ゼロの数が一つ、場合によっては、二つ違ってきたりします。
でも、その金額が相場で当たり前だと思っていませんか?
つまり、こういうことなんだと思います。
コロナをビジネスチャンスと捕らえる、という前向き(?)に考えることはいいとして、皆が苦しんでいるときに、このような利権を優先する発想は、転売屋と同じだと思います。
GoToにしても、利権と切り離して純粋に困った国民を救済する、補語する、という理念で検討すれば、もっといいもの、いいアイデアがでてきたはずです。
今回、ネット上で、国会議員の年金復活のことをみましたが、野党は、これについては、議論しないですよね。
いわば、自分の利権にかかわることだからだと思います。
オリンピックの件もそうだと思います。
だから、野党は野党なんでと思うのですが、うがった見方をすると、野党は、野党のままの方が、実は都合がいいので、わざと手抜きをしているのでは、と思うことがあります。
代替案を出さずに、名前だけを露出させている野党の議員さんや有名人がいますが、これも、目的は、選挙のときの当選だけを目的とした書き込み、自分の名前を売るための書き込みで、内容は批判されようがどうでもよくて、悪名は無名に勝る、が正しいと思っての、売名行為なんだ、と考えると納得できます。
誰の利益を考えているのか、誰が損しないようにしているのか、少なくても、今のコロナにあっては、正しい志を基本に据えて方針を出せば、必ず、日本は世界をリードできる対策を打ち出せる、と思うのですが。
菅総理、頑張ってください。
こずるい自分の人気のことを一番に考えている見せかけの人に負けないでください。
菅総理が自分で考えている志を、自分の言葉で遠慮なく話せば、わかってもらえると思いますよ。