最近、あるパソコンメーカーから、オンラインでパソコンを購入しようとした。
世界でも名だたるメーカーなのに、たった1台の発注だけで、使い物にならない会社だということが判明。
金曜日の夕方前に手続が完了したのに、15時過ぎていたので、手続は、翌営業日にならないと開始しない、という。
銀行じゃないんだから。
月曜日になると、セキュリティのために決済の確認の連絡。
はいぃ? 先週の金曜日に発注し別のパソコンは、すでに昨日届いて、設定終わり、月曜日の午前中には納品終わってますよ。
この亀ではなく、なめくじのようなスピード感はなんなんだ・・・・。
そして、その後、金曜日に発注した製品の部品に不具合が見つかって、その部品調達の予定日がわからず、納品日が不能、との連絡。
もしかして、1か月以上もかかるかもしれないけど、部品が調達できない間は、納品日も決まらない、との連絡。
パソコンにつきっきりで、メールを待っていると、やっと、届いたので急いで開封。
届いたメールは、定期的に届く、ダイレクトメールで、新しいパソコンの宣伝。
はぁ?発注したパソコンを、自分たちのミスで待たせている客に対して、宣伝メールかい?
聞けば、セキュリティのために、部署ごとに顧客データの共有はしていない、とのこと。
はぁ? あなたの会社は、役所か?
あ、そうか、役所は、こういうものだ、と私たちの中には、自然とインプットされているんだ、と気づく。
今回のニュースも、まさにそれ。
その後、結局、ちぐはぐなメールが次々に届き、諦めて止むなくキャンセル。
ところが、その数時間後に、納品日が決まったので、その連絡します、とのメール。
眼球の右の白目が、切れて、うさぎの目のように真っ赤になりましたよ。
さすがに、堪忍袋の尾が切れて、電話で担当者につないでもらおうとしたら、いつものように、あとで電話します、とのことで待っていると、またまた別のスタッフからの電話。
とにかく、責任者から今回の状況の説明が欲しい、と伝えたところ、上席という肩書の人からメールがきたけど、その内容がまたお粗末なだけでなく、過去のメールが9通も間違って送信されてくる始末。
結局、1週間の間に、担当者は1人ですむところ、毎回、知らない担当者から電話がきて、そのたびに状況を説明して、そのたびに、「すみません、申し訳ありません」の嵐。
結局、5人と同じようなやりとりをして、得るところなし。
メーカー側のスタッフの間では、私はクレーマー扱いかもしれないですね。
なんせ、女性スタッフは、皆さん、楽しそうに折り返しの電話をよこし、電話の内容が、自分たちに都合の悪い話しなので、いきなりトーンが下がり、謝るだけの会話になりますからね。
私は、普通の会話をしているだけで、かえって、こちらが気をつかって、ヘトヘトでした。
時間泥棒の会社でした。
二度と関わり合いたくない会社でしたね。
セキュリティという言葉を、最近は、逃げ口上に使っていると感じます。
世界的なパソコンのプーかーがこれなのだから、政府のデジタル化が、すすむわけがない。
本当にお粗末きわまりない、という出来事でした。
台湾に負けない位、日本にも優秀なデジタルの達人はいるはずなのに、そういう人材をつかいこなせないリーダーがいないということでしょう。もったいないことです。