最近、特に、自分の道を指し示してくれる「師」のことを考えることが多いので、この親鸞聖人の言葉の意味を興味深く聞かせてもらいました。
たとい法然聖人にすかされまいらせて、念仏して地獄に堕ちたりとも、さらに後悔すべからず候。
たとえ本人法然聖人にだまされて地獄へ堕ちても後悔しない
動画の中の例えがわかりやすかったですね。
深い山中で迷っているときに、この道をまっすぐ進めば、里にでる、つまり、助かる、という教えに従ったら、里に出られて助かった。
結果が出ている、結果が見えている。
すでに出ている結果から話すので、覆りようがない。。
すでにわかっている結果から言っているから、そもそも、覆ることはないので疑いようがない。
地獄には行かないことがわかっている。
例はよくないですが、後出しジャンケンは、負けるわけがない、ということですね。
その結果というのが、幸せは、あの世にあるのではなく、今生きているこの世の中にある、というのは、魅力的で深い内容ですね。
魅力的ですよね。
それから、存と自立と孤立の関係も、なるほど、と思いました。