【会見全文・前編】「しずちゃんが紹介してくれた」(山里)
お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太と女優・蒼井優が5日、入籍を発表した。2人は同日夜、都内のホテルで記者会見を開き、報道陣を前に改めて入籍を報告した。
記者会見の全文・前編を掲載する。
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山里:がちがちに緊張してます。
司会:まずは山里さんよりお話します。
山里:本日はみなさまお忙しい中、お集まりいただき、ありがとうございました。結婚報告会見ということで、先日、6月3日に入籍させていただきました。
司会:お二人が知り合った経緯は?
山里:それをお話をする前に、今日お越しいただいてうれしいんですけど、なぜ、こういう形で会見を開かせていただいたかということをご説明したいと思います。いまの時代ですと、SNSなどでじんわりと「あいつら付き合ってるらしいよ」という情報が出てきて、「そうなんだ」「いつの間にそんな」なんていうよりは、いつもお世話になっているマスコミの方々に正式にお伝えして、応援していただきたいという意味もありまして、こういう形を取らせていただきました。本日はよろしくお願いします。
蒼井:よろしくお願いします。
山里:二人が、なぜ、このようにお付き合いをして結婚にいたったのか。世の中の人は本当に不思議だと思います。今日も朝からテレビで街中で「なんであんなヤツが蒼井優と結婚できるんだ」というコメントばかりを集めてました。ほんとうにその通りだと思いました(会場笑)。
一緒になったきっかけは、共通の知人が我々を結びつけてくれまして。私とずっと一緒にお笑いの世界を闘ってきてくれた南海キャンディーズのしずちゃんです。しずちゃんと蒼井さんは『フラガール』という映画で一緒で、そのしずちゃんが、僕のことを紹介してくれまして。それからお食事をすることになり、そして、いつの間にかこういう形になりました。いつの間にか、というほどのアバウトな話ではないわけですけど。ちょっとシャッターにビビってますけど。しずちゃんのおかげで、こうやって二人が会うことができました。
司会:相方のしずちゃんさんにもご登場いただきます!
(しずちゃんがボクシンググローブをつけて登場。山里さんの胸を殴る)
しずちゃん:おまえか。ワシの大事な親友を奪ったのは。オマエか!
山里:しずちゃんが紹介してくれたというくだりをどうするんだよ……。こういうとき、そんなに力強く心臓を。普通はおなかとかやわらいところでしょう。みてみなさい、心臓を打った瞬間、みんなひいてるじゃないですか(会場笑)
この会見にはしずちゃんにも来てもらった方がいいということだったんですけど、まさか、グローブを持参するとは。あらためて自己紹介を。
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しずちゃん:南海キャンディーズのしずです。よろしくお願いします。優ちゃんが山里のことを尊敬してたんですよね。それで、私がボケで「山ちゃんどう?」と行ったら、優ちゃんが真に受けてしまって。あの全然ウケないですね。
山里:しずちゃんが、優ちゃんが紹介してくれた、感動したという話を用意してたんですよ。その入り口が「ボケでした」ということだったら、この後何もしゃべれない。
しずちゃん:ほんまのことよ。
山里:しずちゃん、芸人にとって本当のことを言われると一番恥ずかしい。
しずちゃん:ホンマ、私は優ちゃんのことをむちゃくちゃ好きなんですよ。南海キャンディーズに取り込みたいなという気持ちでしたね。
山里:南海キャンディーズに取り込む!?
しずちゃん:それか、私が女優業で忙しいときに、代わりに出てもらおうかなと。けっこう芝居もできそうやし。おもろい顔してるし(会場笑)
山里:しずちゃんが言っていたのが、もしここ(山里さんと蒼井さん)が結婚するなら、「優ちゃんに面倒見てもらえる」って。
しずちゃん:そうですね。優ちゃんにスカーフをアイロンかけてもらったりとかしてほしいなと。
山里:結婚をオススメした理由についてはだいぶ弱いですね。お手伝いしてほしい?
しずちゃん:そうそう。
山里:それだったら、あれじゃないの。僕と優さんが合うと思ったんじゃないの?
しずちゃん:ない。
山里:終了です!
司会:それではあらためまして、あらためましてマスコミからの質疑応答を。
司会:それではあらためまして、あらためましてマスコミからの質疑応答を。
──まずは何も話していない蒼井さんから。結婚を決めた最大の理由は?
蒼井:……。
──首をひねりましたね(会場笑)
蒼井:そうですね。お付き合いさせていただいた時から、結婚を前提にという話だったので、そういう風に思えたのはいくつかあるんですけど。一緒にいて、しんどいくらい笑わせてくれたり、人に対しての感動することと許せないことのラインが一緒だったり、金銭感覚が似ていることと、あと、冷蔵庫をちゃんとすぐ閉めるとか。
山里:あのー、今の形で冷蔵庫が出てきたら、出きった感じがするじゃないですか。冷蔵庫をちゃんと閉めるで好きになられたら……。
蒼井:優しい。
──どういう形で付き合いを。
山里:蒼井優だというドキドキが数分でなくなるぐらい気さくに話してくれて。なんて優しいんだって。話も合うし、好きなものとか。スゴイ楽しいということを全力で僕に伝えてくれて。俺といることを楽しいって、ひょっとしたら俺のことを好きになってくれる可能性があるのかなって。ちょっとずつごはんを食べる時間を重ねていって、ちょっとずつ上がっていって、これたぶん好きだなと思ったときに告白しました。
──具体的な言葉は?
山里:「蒼井さん、僕と付き合ってみます?」って。このタイプが上から言うとイラってすると思うんです。みなさんのストレスが一気に集まったのがわかります。「蒼井優に答えを言わせるのか」みたいな。
しずちゃんがうれしいことに、ずっと陰で蒼井さんに俺のことを説明してくれたりとか、蒼井さんが僕のことをどう良く言ってくれたとかを、ずっと言ってくれてたんですよ。優ちゃんがどのテレビを見て「このとき山ちゃんよかったよって言ってたとか。あの言い方だと、ひょっとしたら好きなのかもよ」とか言ってくれてたんですよ。自信がついてきて、で、聞く機会があったときに「付き合ってください」と言いました。
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──結婚が前提だったんですか?
山里:こんなにすてきな人はもう出てこないので、告白をして、僕はその時に結婚の意思を伝えようと思いました。
──蒼井さんはその時に何と言ったんですか?
蒼井:「はい」と言いました。
山里:めちゃ嬉しかったです。夢かと思いました。
──結婚という言葉をその場で言ったんですか?
蒼井:その日中に、そういうこと(結婚)を考えていますと。
──蒼井さんのお答えは?
蒼井:なんていいましたっけ?
山里:まさかだけど、俺じゃなかった?(会場笑)
蒼井:こんなに多く方に囲まれて取材を受けるのははじめてで、今は頭が真っ白です。
山里:僕、「正直、結婚を念頭に置いております」と言いました。その時に「私も」と言われました。
──それはいつですか?
山里:それは4月の中旬ぐらい?
蒼井:頭ぐらいです。
──二人ともおぼえてなかったんですね?(笑)
山里:そんなことないです。めちゃくちゃ覚えてます。
しずちゃん:ボクシングやりすぎちゃう。
山里:そっちだよ!
──しずちゃんへの報告はいつ?
山里:これがけっこう後でして……。
しずちゃん:そうなんですよ。私はそのことを知らなかったので、二人に「こんなん言ってたよ」と言ってたら、二人はそれを一緒に見てたりして、むっちゃ恥ずかしいなと。
山里:いやいや、ありがたいなと。「今日、山ちゃん仕事がこの時間に終わるから、この時間に誘ったら山ちゃんと一緒にご飯食べれるかもよ」って蒼井さんに言ってくれてたりしてたんですよ。
蒼井:「山ちゃん、今日誕生日やで」って。
しずちゃん:そのとき、二人でそのメール見て笑ってたんでしょ。
山里:笑ってない、笑ってない(会場笑)。その時は本当に罪悪感で申し訳ないなと。言っても蒼井さんですし。パッと世の中に出てしまったらね。こうやってみなさんに正々堂々と言いたかったので。本当に、しずちゃんは1週間前ぐらいですけど、ほとんど誰にも言ってないです。肉親にも言ってないです。そこはどうしても大切にしたいということで。
──両家のご挨拶はすんだのですか?
山里:はい。
──蒼井さんの家に行かれたときは?
蒼井:私の自宅で、会っていただいたんですけど、泣いてくれてました。すごく喜んでくれて。たくさん心配かけて生きてきたので、心の底からうれしかったです。
──緊張しましたか?
山里:むちゃくちゃ緊張しました。あんなに緊張するもんなんですね。「娘さんをください」って。「ください」って言うと偉そうだから、「結婚を許してください」って言おうかなとか。そういうことを悩んで。でも、お父さんもものすごい緊張してて。
蒼井:あんなに舞い上がっている父を初めて見ました。
山里:すごく素敵なお父さんで。(結婚の挨拶が終わって)少し落ち着いてからなんですけど、僕を玄関に迎えて来てしまって、「緊張感を出せなかったなと」。そこから「緊張感を出せなかったなあ」と(お父さんが)心の声を出すようになって。
それで、緊張感を作ろうとしてるんだと思いながら、少し談笑して。で、優さんは昔こんな子だったんだよってお父さんとお母さんが話をして。その後に僕から、「一生かけて優さんのことを幸せにしますので、どうぞ結婚を許してくれませんか」と挨拶しましたら、「こちらこそありがとう」と。
で、その後は……。
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蒼井:いくつかパターンがあるから全部やらせてくれと。
──ええーっ!
蒼井:あと2パターンあると。
山里:はい。僕が「娘さんを僕にください」と言ったら、お父さんが「どこの馬の骨かわからんヤツに、娘はやれん!」と言って。そしたら、「ありがとう。では次ね」って(会場笑)
蒼井:一人娘なので、父の夢がありまして……。
山里:それで、ものすごく真面目にお父さんが「山里くん、もう1パターンは、1回断るけど、それは味わいたいだけで、気にしないでもう1回食い下がってくれるかな」って言われて、「はい、わかりました」と。その横でお母さんがずっと、「すみません、すみません」って。
まず「お父さん」と言った時に「君にお父さんと言われる筋合いはない」と。「失礼しました。娘さんを僕にください」と言ったら、「手塩をかけて育ててきた娘を貴様のようなヤツにやれるわけないだろう!」と言って……。
蒼井:(お父さんが)殴ろうとして。それで「お母さん止めて」って。
山里:そしたら、お母さんが「もういいから」って。
蒼井:「そこで優が、全力で『やめて!』と叫ぶ」と。
山里:お父さんの演出です(会場笑)。僕も娘さんの挨拶で3パターンあるって知らなくて、リハーサルのも知らなくて。それが終わったらお父さんが「ありがとう~。楽しかった~」って。すごく良い両親です。
しずちゃん:すごく面白い。
──すごくいい話の後に申し訳ないのですが、山里さんは「よしもとブサイクランキング」で殿堂入りしていますが…結婚は外見ではないとは思うんですけど……。
山里:ちょっとイラっとする言い方ですね(笑)。でも、いいんですよ。そうなると思ってたんで。ありがたく美女と野獣なんて言ってくれてますから。
蒼井:あの、メガネを変えると……。
しずちゃん:あ、優ちゃんが目が悪いから、メガネを変えたら(笑)
山里:そうじゃない。俺がメガネを変える時に、優ちゃんが見てたの。
蒼井:そう。
山里:パンティー泥棒みたいな顔やな。
──恋多き女優と言われてきましたが。
蒼井:私を好きになってくれる男に。一方的に私が好きになったとしても、言っていただかないと前に進めないので。いろいろ、あれですけど。それでもいいと言ってくださって、ありがたいですし。あともう一つ、私もとても山里さんのお父さんとお母さんも、お二方のことが好きで、山里家の一員になれるということに、心強さというか。結婚ってこういうことなんだと思いました。
──結婚指輪は?
蒼い:お断りしました。
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──ええ!
山里:指輪をもらうことですよ。
蒼井:買ってくださると言ったんですけど。私、大切なものって絶対になくすんです。年内になくす自信があったので。もし、それだとしたら何かを一緒に経験することに使って欲しいかなと思って。
──その計画プランは?
山里:こうやってみなさんにお伝えできたというのは、二人で歩く姿も微笑ましく応援してくれると思うので、旅行とか、いろいろな経験の数々が、婚約指輪よりは欲しいと言ってくださって。それを全部使い切る旅行プランを。
──いくらぐらいですか?
山里:いくらぐらいでしょうね。給料3カ月分ですか。給料3カ月分って言った後に聞かれると、僕の月収バレますけど。
しずちゃん:3億?
山里:そんなわけない。同じ会社にいるんだから知ってるでしょ!
蒼井:高知に行きたい。高知が好きなんです。
山里:はい。実は、高知の往復の、いくらかするかと言うと……。こういう時に、たとえばいちおう芸能界でやらしてもらって、稼がせてもらってるんです。指輪とか高いものを買いたいと言うわけなんですけど「もったいない」って。その時に金銭感覚が似てるなって。じゃあ、山里さんが好きなところにいって、楽しい時間を過ごしたいって。
──下世話な話で失礼しました。
山里:さんざん下世話な話で食ってきた人間なので、すみません!
──お互いをなんと呼び合っているのか。
山里:呼び方ですか。生意気にも「ゆう」です。
蒼井:亮太っていいます。
山里:あの、僕が呼びつけで言ったときの薄ら笑いなんですか。僕は女子を下の名前で呼び捨てることができなかったんです。ずっと。最初にお付き合いしたときになんて呼び合うかってなったときに、僕はさん付け、しかも苗字で。それがちょっと寂しいんじゃないかという話になって、しばらく呼び捨てを練習する期間があって。今はスムーズに呼び捨てにしていますね。
しずちゃん:亮太。
山里:やめてくれ。それ化け物が最初に覚える言葉みたいだよ。
──蒼井さんという芸能界一のモテ女優と呼ばれている芸能界でもものすごいファンが多い、その女優さんを独り占めにした。ファンにメッセージはありますか。
山里:ねらってた方々には申し訳ない。みなさんの前の蒼井さんと、私は違う蒼井さんをみれていて、嬉しい。
──浮気の心配は?
山里、蒼井:ないです。
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──もてない芸人にはどんなコメントを?
山里:しずちゃんが僕に言ってくれたんです。「まじめに頑張ってればいいことあんねんな」と。いろんな人に気持ち悪いとか言われたり炎上したりがあった。そんな世界でも一生懸命やっていればこんな素敵なゴールを用意してくれるんだと。僕みたいな戦い方をしている芸人さんの励みになれば。
──「ビジネスもてないキャラ」ではなかったんですね。
山里:よく言ってもらえるのは「ビジネス非モテ」ではないかと。蒼井さんが僕のことを好きになってくれただけで、そこまでモテモテだったわけじゃない。たまたま一回この人に好きになってくれたからといって「モテていた」という裏返しにはならない。なのでこれからもチャラチャラしたやつらに怒りをもたないかと言ったら、怒りを持つと思います。今は怒りをもたれてる側?だとしたら光栄ですね。
──交際から2か月ということだが、同居は?
山里:していない。新聞では「行き来していた」とはありますね。
──2カ月間という交際期間だが、お互いでここは直してほしいところは。
山里:ないです。すごいんです。めちゃくちゃごはんうまいし。一番キュンとするのは、付き合う前にみんなで飲んでいるときに(蒼井が)いそいそとしだしたんです。「どうしたの?」と聞いたら「終電が……」と。むちゃくちゃキュンとしません?「タクシー乗ればいいじゃん」と言ったら「まだ時間あるから」と。その背中がもう。あとメシほんとうまいんです。
蒼井:何かあったほうがいいとは思ってアラ探ししてみたのですが、ないですね。
──生活の主導権はどちらに?
山里:結構ぼくですね。(財布の紐とかについては蒼井が)すごいしっかりしているので、スーパーも安いほうに行ってくれたりとか、お任せした方がいいのかな。
──会見前までに著名人に報告は?
山里:さんまさんに伝えたら「わかった、ほんなら家行くわ」と。
蒼井:山田洋次監督に。直接会うタイミングなくて、手紙を書きました。本当に緊張して。(失敗して何度も書き直して)便せんを全部使い切りました。清書しようと思っても、どこか失敗してしまって。何回もです。
──どんな家庭を築いていきたいか?
山里:好きなものを一緒に見て笑って。(蒼井は)笑っている姿がすばらしいので、その姿をみられるよう、一生懸命頑張りたい。この世界にいられるよう頑張って「面白いね」とほめてもらえるよう。
──ごはんがおいしいと。具体的にどんなものをつくってもらった?
山里:グリーンカレーです。カレーじゃないんです、グリーンカレーです。カレーというジャンルで一発目でグリーンにいくとは。度肝を抜かれましたね。ココナッツミルクの使い方がうまいんです。
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──グリーンカレーを作る際に、気を付けたことは?
蒼井:牛乳を足してます。
山里:海老とかを使った料理ではですね、すごいスピードで背中を剥くんですよ。その姿を見ると、すごくかっこいいんです。何を食べるか聞かれるときに、ジャンルから聞いてくれる。和洋中で、中華とかいうと「エビチリ」が候補にでてくるのが、すっごい幸せです。
しずちゃん:全然おもんないな。
──しずちゃんが涙ぐんでるように見えるが。
しずちゃん:いやあ、目にゴミが入っちゃって。
山里:すごい古いタイプ!
しずちゃん:よくぞこんなクズを素敵な優ちゃんがもらってくれた。嬉しいですねそりゃあ。山ちゃんはすぐ調子に乗って天狗になりがち。でもこの前聞いたけど、優ちゃんは山ちゃんが天狗になったときも叱ってくれる。今、山ちゃんを叱ってくれる人はあんまりいない。「もうちょっとスタッフさんに良い対応したらおいしいごはん作ってあげるよ」とかいう話をしたと聞いて、すばらしい人やなと。旦那のことを叱ってくれる存在を見つけてよかった。
──一時、世界のツイッターのトレンドで1位が山里さんに。世界一になった気分は?
山里:そうですね。初めてですけども。世界で山ちゃんが1位になったというと、一瞬手羽先感がでちゃうんですけど。嬉しいです、それだけ興味を持ってくれる人がいて。海外の人が気にしてくださっていると。嬉しい。
──山里さんの、顔のパーツで好きなところは?
蒼井:変なところからひげが生えているところ。
山里:わがままな毛根に助けられましたね。
──子どもの予定は?
山里:授かりものなので、来てくれればうれしい。人数はまだ。
──(アイドルの)アンジュルムが好きということだが、○○婚とかを曲名でつけるなら?
蒼井:その界隈の子たちからアンジュルム婚とは呼ばれていて、嬉しいですね。
山里:アンジュルム、共通の趣味なので、そういってよいのでは。ただちょっと燃えやすいかな。
──二人でコンサート行かれるとかは?
山里:アンジュルムさんに関しては真摯に応援しているので、一緒にとかはないかと。同じ空間にいれたとしても、自分のタイミングで応援しているんじゃないですかね。
蒼井:そうですね、自分の世界に入り込んで応援してると。
──これまで芸能人の結婚に妬み嫉みを言ってきたが、実際に自分が女優・蒼井優を妻にした気分は?
山里:なんて運がいいというか。ありがたいということしかない。なので自分が今まで妬み嫉みとかをしておいてそれはないんじゃない?という思いはない。引き続き妬み嫉みは続けます。僕が噛みついているのは自分の器の小ささからくるものなので、状況が変わったとて、器は小さいままなので、いらいらすると思う。これから先、熱愛報道がでて「わかるよその気持ち」となることはないと。
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──もし山里さんが浮気したら?
蒼井:(プロレス団体の)DDTさんにお願いしてプロレスで懲らしめてもらいます。
山里:DDTで僕を懲らしめる名物がありまして。ある場所を爆破するんです。「DDT 山里 爆破」検索すればでてきます。
──4月の出版会見の時に(女性関係について)「ありません」と言ってたが、そのときから交際していたか?
山里:ちょうど狭間の時期だったと。
──リポーターに「僕の話はありませんか?」と聞いていたが、それは探りだったのか?
山里:ごめんなさい。
──デートとかはこれまでどうやって?
山里:土手がありまして。一度ドライブに行って。でも僕は免許ないので必然的に彼女が運転を。私は助手席に乗りました。「散歩」で検索したら、良い土手があったので。歩いたときに、緊張して手を握れなかったので、二人とも後ろに両手を組んで歩きました。おじいちゃんとおばあちゃんみたいに見えたと思う。それが初デートでした。
(フォトセッション後)
──最後に二人からひと言を。
蒼井:結婚の決め手を聞かれたときに言い忘れていたことがあります。私は山里さんの仕事に対する姿勢を尊敬しています。私も基本的に怠け者ですが、仕事になると、とことんやってしまう。山里さんをみていると、それが間違っていないんだなって思わせてくれる。とはいえ、私より山里さんの方が仕事がないと生きていけない人だと思う。自分が与えられた仕事は精一杯やっていき、できる限り山里さんを支えたいです。
山里:ぼくらのためにこれだけの方々に話を聞いていただいて、みなさんに報告できたこと、嬉しく思っています。これからも皆さんに育てていただいて、この世界で生きていけるよう、仕事に打ち込んでいる姿を好きと言ってくれた優さんのために、これからも頑張りたいです。これからもご指導ご鞭撻をいただきたいと思います。ありがとうございました。