最近届く偽メールの特徴
以前は、文面や全体の雰囲気で偽メールの判別ができていました。
その昔、東芝製品の偽物のロゴのスペルが、「Tashiba」になっていましたが、全体の雰囲気では、本物そっくりだったことを思い出しました。
ところが、最近届く偽メールは、アマゾンでも、銀行でも、クレジット会社でも、本物のロゴをそっくり使用していて、フッター(文章の最後にある会社などの名前や住所などの情報の書いてある部分)まで、本物の内容ですからね。
パソコンとスマホの両方でみていますが、まだ、パソコンだと偽メールだと判断できなくはない、という状況ですが、スマホだと、全くのお手上げですね。
今回届いた「国税庁」名義の偽メール
滞納金合計が40,000円(4万円)というのが、微妙な金額ですよね。
アダルトサイトなどの不正請求も、これくらいの金額が多いようですが、高いけど、支払えない金額ではない、ので、微妙な金額、人の心理を上手についていますよね。
偽メールの判断方法
ホームページの基本的な知識が必要ですが、見た目のURL表示と実際の裏に隠れているURLを別にできるんですね。
裏に隠れているURLが、本物のURL(表示されているURL)と同じかどうかで判断できます。
方法は、お支払→https://www.nta.go.jp/ この上にマウスを置いて、右クリックしてプロパティを出します。
このプロパティに裏に隠れている本当のURLを見ることができます。
どうですか、違っているでしょ。
国税庁のホームページで確認してみました
https://www.nta.go.jp/data/040721_03jouhou.pdf
国や企業の対策
国税庁でも、紹介しているサイトは、フィッシュング対策協議会です。
対策としては、不十分ではありますが、まずは、注意と自衛をしていく必要があります。
どうか、偽メールには、十分注意してくださいね。
偽メールの問題点
困ったことに、偽メールと混じって、本物のメールも届くことがあるんですよね。
偽メールを無視したいところですが、本物かどうかの判断をしないといけないので、これが厄介です。
とにかく、用心、用心、特に、スマホでは用心、用心です。