会社で商標の申請をしていて、すでに登録証は手元に届いているのですが、住所が引っ越し前の住所なので、新しい住所に変更することになりました。
まだ先のことですが、存続期間延長の手続も忘れないうちに、一緒に確認をしました。
念のため、今回の確認作業をメモで残しておきますが、大事な権利関係の問題ですので、もし、同じような方がいましたら、私の方で責任を負えませんので、特許庁に直接、内容を確認してくださいね。
お問い合わせ |
特許庁審査業務部審査業務課登録室 電話:03-3581-1101 FAX:03-3588-7651[1. 納付書等の様式に関すること] 特許担当 内線2707 実用新案担当 内線2709 意匠担当 内線2710 商標担当 内線2713 (特許料・登録料の包括納付や自動納付の様式に関すること) 管理班 内線2704[2.移転関係様式に関すること] 特許・実用新案移転担当 内線2714~2715 意匠・商標移転担当 内線2716~2717 |
順番に下記のことをしました。
特許庁に電話で問い合わせ
住所変更の申請方法の確認
存続期間延長の申請に関する質問と回答
自分の特許関係の権利の確認の仕方
特許庁に電話で問い合わせ
YahooやGoogleで検索すれば、すぐに見つかりますが、今回、わざわざ記録を残しておくのは、電話番号が、有料の「0570」の電話番号にかけないように注意するためです。
ページの先頭にも問い合わせ先を載せましたが、私が今回調べたときに、最初に見たのは、下記のページでした。
特許庁の代表電話番号
03-3581-1101
私は、かけ放題サービスを使っているので、こちに電話をかけました。
職員の皆さん、とても親切でした。
住所変更と存続期間延長の窓口が違う、とのことで、最初に住所変更の窓口に電話をまわしてくれて、そのあとに、そのまま存続期間延長の窓口にましますね、という流れでした。
本当に親切です。
住所変更の申請方法の確認
住所変更の申請方法
申請用紙をダウンロードできる場所
申請に必要な必要書類
料金の支払方法
住所変更の申請方法
申請用紙をダウンロードできる場所
手書きの場合はPDF、パソコンで入力の場合はWordを選択すればいいと思います。
申請に必要な必要書類
印鑑証明書が必要です。
ホームページ上では、確認していませんが、電話でその旨教えてもらいました。
重要な手続ですので、必要なはずです。
印鑑証明書自体には、特に有効期限が記載されているわけではありませんが、おそらく、3カ月以内に発行されたものだと思います。
なお、会社設立当初は、管轄の法務局でしか印鑑証明書や謄本を発行してもらえない、と思っていたのですが、ある時、どこででも大丈夫、ということを聞いたので、一番近い別の法務局にとりにいきます。
料金の支払方法
1,000円の「収入印紙」を貼ります。
「特許印紙」ではありませんので、注意が必要です。
存続期間延長の申請に関する質問と回答
出願日と登録日が「平成」なので「令和」に置き換えたときに、存続期間を間違える危険があるので念のため質問
申請できるのはいつからか?を質問
もしも、存続期間延長の申請を忘れたらどうなるか?を質問
存続期間延長の費用
出願日と登録日が「平成」なので「令和」に置き換えたときに、存続期間を間違える危険があるので念のため質問
商標登録証の登録番号(第********号)と会社名を伝えたところ、存続期間延長の日程を教えてくれました。
ただ、満了日の半年前からでないと、手続はできない、とのことでしたので、念のため、もしも、手続を忘れてしまったら、すぐに商標権は失効してしまうのか?を確認しました。
結論からすると、費用は倍になってしまうけれども、半年間は、存続期間の延長ができる、とのことでした。
もしも、忘れてしまっても、すぐには失効しないということでしたので、念のため、すぐに特許庁に連絡して、存続期間の延長手続をとってくださいね。
すぐに諦めてはだめですよ!
なお、半年が過ぎてしまうと、その時から、本来の満了の日に遡って失効する、ということでした。
存続期間延長の費用
2022年10月28日現在、1区分あたり43,630円だそうです。
ということは、存続期間がすぎたあとの6カ月以内の救済のための費用は、43,630円×2=87,260円 ということですね。
忘れないようにしないと!
これは、今後変わる可能性がありますが、一つの目安になると思います。
自分の特許関係の権利の確認の仕方
権利の取得だけでなく存続期間などについても、特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)を使うと、商標を無料で閲覧することができます。
詳細は、特許庁のホームページの説明をご確認下さい。
まとめ
商標の登録は、専門家に依頼しなくても、自分たちでできますが、やはり、専門的で慣れないことなので、手続に不安が残ります。
特許庁に電話で問い合わせをするのは、敷居が高く感じると思いますが、とても親切なので、困ったりわからないことがあったら、電話で相談するのが一番だと思います。
母親の介護のときに、区役所にお世話になりましたが、そのときに公務員に対して思ったのは、こちらから丁寧に相談すると、本当に親切に教えてくれます。
コツは、こちらから受け取りやすいボールを投げる、ということです。
今回の電話のおかげで、得たいの知れない不安が解消されました。
早速、書類を準備して、印鑑証明書を取得して、郵送しようと思います。
くどいようですが、申請などをする場合は、まずは、特許庁に電話して、直接確認してくださいね!